お部屋の採寸①

畳の採寸の基礎講座です

まったく必要ないと思いますが…

まずは畳の基本サイズから

・畳の寸法は尺貫法が使われることが多いです。
 1尺=30.3㎝
 1寸=3.03㎝
 1分=3.03㎜
・畳の基準サイズ
 関東間は5尺8寸=約176㎝
 京間は、6尺3寸=約191㎝

寸法表記

・畳製作上の寸法表記は、基準サイズに対して大きい(大)小さい(小)を書きます。
・作る上では合理的で、長さや幅を計る道具に基準サイズの印があり、そこから大小を追いかければ良いので端から何尺何寸何分と読まなくてもいいのです。

大小も意外とややこしい!

しかし、基準より何寸も大小の畳を作る時は目盛りを1寸,2寸,3寸と数えて確認します。
・大小は逆に間違いの元にもなります。思い込みで大小を入れ替えてしまうことも。「一寸大」を「一寸小」に、これは完全にアウト!
逆ならまだ修正は可能…

・また綺麗な寸法なら良いですが、「半」や「ア」とか「ツ」が付くとなかなかややこしい!
 数字で表現してみると
 (半=0.5,ア=-0.25、ツ=+0.25)

 ①「一大ツ」=「+1+0.25」=「+1.25」基準より大きい。これは「一半大ア」と書くこともできます。「 1.5-0.25」
大丈夫ですか?

 ②「一小ツ」の場合、「-1+0.25」=「-0.75」
これを「半小ア」とも書けます💦

 ③「ツ」と「ア」の悩み
大きい場合に「ツ」が付くと数字単体は増える
「ツ」だから「増える」と認識していると②の場合「-1.25」と勘違いしてしまうことがあります。
小さい場合に「ツ」が付くと数字単体は減るのです。「-0.75

④団地間サイズとよく言われますが、極端に小さい畳を敷く場合。
採寸後に一帖の割振りの合計と全体の長さが合うか確認する際に、何寸何分小ア+何寸何分小ツ+何分半小ア=……、計算OK?

ちょっとマニアック過ぎますね。ごめんなさい。
自分で書いていてよく分らなくなりましたのでこの辺でおしまいです。

最後に

思い込みを無くすために、電車やバスの運転手さんじゃないですが、小さく声に出して寸法を読んで確認したりします。
コメントもよろしければお願いします。

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